ちょっと怖い内容。
真面目な性格の主人公ニナが、「白鳥の湖」の主役、スワンクイーンに抜擢された。
性格的にホワイトスワンはこなせるも、魅惑的なブラックスワンの演技ができず、プレッシャーで精神的に追い詰められる。
初日の舞台中、ミスからブラックスワンの適役でスワンクイーン代役のリリーの存在がより一層気になり、控室で殺害する幻覚を見る。
実際は自分の腹部を刺したのだが、気づいたのは最終幕の控え時。
しかし、幻覚に打ち勝ったことで、演技は完璧に。
スワンクイーンを演じ切って、映画はホワイトアウト。
一流になるには精神の強靭さが不可欠ということか。