「読書・映画」カテゴリーアーカイブ

高校1年生になったおジャ魔女

すでに中学生になった娘と当時見ていたおジャ魔女どれみ。

TVシリーズは小学校卒業後、仲良し5人組と魔女のハナちゃんはそれぞれの人生(学校)を歩むことになって、無事!?終了。

そのどれみちゃんがライトノベルになって復活。

第1巻は、高校入学直前、小学校の同窓会から話が始まる。
お団子頭のセットに時間がかかり、同窓会に遅刻。
相変わらずのどれみちゃんは高校生になってもお節介すぎるほどの優しさを発揮し、活躍する。

復活したMAHO堂!?
マジョリカとケンカしたハナちゃんの真意は!?
消えたおんぷちゃん!?
ももちゃんは登場しないの!?

第2巻が楽しみです。

サヨナラノツバサ~劇場版マクロスF/DVD

*ネタバレあり*

主人公は誰だ。
主役級で生き残った人物だとすると、ランカだ。
エンドテロップの最初に出てくる人物だとすると、アルトだ。
ストーリーを引っ張った人物だとすると、シェリルだ。

最後までTV連載を無視し、エンディングまで全く変わった本作だが、
その前後編の映画を観て、シェリルが好きなった。
ツンデレで、セクシーで、可愛くて。

その意味で主人公はシェリル・ノームに決まり。

イツワリノウタヒメ~劇場版マクロスF/DVD

劇場に行ったのに買ってしまったということは、それだけ内容がよかったから。
観なおしてみても評価変わらず。

TV連載はケーブルで劇場版観る直前に見ていたが、
登場人物の予習になっただけで、
こんだけ違っていいのってほど全く違うストーリー。
(監督いわく、TV版をそのまま使ったのは1割程度)

でも、結果オーライの出来映え。

で、そのストーリーは!?

是非、見てください。

ラプラスの亡霊~ガンダムUC(3)/DVD

ネエルアーガマはネオジオンの拠点パラオに連れて行かれたバナージとユニコーンを奪還する。ついでにマリーダが捕虜になる。
この作戦中、リディはオードリー(ミネバ)を連れて(一足早く)地球に降下。

ユニコーンが指し示す次の座標~首相官邸ラプラスの残骸に向かったバナージ。
再びフロンタルの襲撃に遭い、いつものパターンでユニコーンは重力に引かれ地球に降下。
その戦いの中で、ダグザ(エコーズ)はラプラスの残骸でシナンジュに単身挑み、パラオで世話になったギルボア(ネオジオン)は静止衛星軌道上でバナージの誤射で戦死。

今回の内容を1時間弱に収めるには少々無理だったようだ。
展開が早すぎて、一度見ただけでは、次回以降とのつながりがわかりにくいと思う。
特にバナージの考え方に大きな影響を与える出来事がいくつもあるのだが、
サクサクと話が進みわかりづらい。

12/2発売予定の第4話は地上編。
いつものパターン通りだ。

スノーボール/書籍~ウォーレン・バフェット伝

著名な投資家ウォーレン・バフェット公認の伝記。

投資は雪玉(スノーボール)を転がし続けるようなもの。
雪がつく場所を選び、下り坂を選び、長い間押し続ければ、巨大になる。

新聞配達などで得た元手をシケモク銘柄に投資し、企業を経営し、
そのキャッシュフローで投資をさらに広げていく。
倹約に努め、リターンを再投資し、
複利効果で数兆円にものぼる資産を一代で築いた。
しかし、お金儲けは好きでも、お金が好きなわけではない彼は、
資産のほとんどをビル・ゲイツ財団に寄付する。
強欲で腐敗した金融業界への痛烈な批判だ。

彼をお手本にするなら、投資の(最終的な)成功は、
  「自分の理解できる投資対象が割安になる時期を待ち、投資したら長期間保有する」
だろうか。

ただ、本書は上下巻合わせて1400ページ程度あり、
(伝記なので)投資以外のプライベートな話も紹介されている。
投資手法に興味ある方は別の本を読んだ方がいいだろう。

 

インサイド・ジョブ/DVD~米発金融危機はなぜ起きたか

米発の金融危機の核心を突く内容だ。
関係者へのインタビューやニュースに基づいて、制作されている。

どのように経済と金融の規制緩和が進められたか? なぜ政府はそれを推進したのか?
ローンの証券化は貸し手の行動をどう変えたか?
なぜ格付け会社はサブプライムローンを含むCDOに最上級の評価を与えたのか?
一部の人々がデリバティブの危険性を指摘したのに、なぜ米当局やFRBは規制強化しなかったのか? なぜ一部の経済学者は安全だとレポートしたのか?
なぜ金融機関は顧客に販売した商品(CDO)の保険(CDS)を購入したのか?

本作を見ると、利益が相反するはずの関係者が見返り(報酬や寄付、献金など)によって結びついていたことがはっきりする。
例えば、アイスランド関連の機関から報酬をもらってレポートを書いた米経済学者は、アイスランドの金融機関を健全だと評価した。
格付け会社は発行体からの報酬で(最上級の)格付けをした。
政治家や政府の監督機関は金融機関のために働いた。

結果として、緩くなった審査基準で実行された住宅ローンの貸付は最上級格付けを与えられた証券化商品となり、ローリスクハイリターンという肩書で投資家に売却され、世界中に広まった。

ぼろ儲けの金融機関は大いに繁栄するも、ローンの焦げ付きが目立ち始め、資金繰りに行き詰まり、破綻した。

責任のない高報酬が続くと、脇(考え方)が甘くなる。

人間の強欲が原因だ。

赤い彗星~ガンダムUC(2)/DVD

小説版の第4話の前半(パラオ攻略直前)までが第2巻。

まだまだ序章なのか。なぞは深まるばかり。

初代ガンダム(RX-78)とシャアザクの戦いを彷彿させる戦闘シーンはあるも、
モビルスーツ戦よりもストーリーを展開させている時間の方が長い。
いくぶん消化不良。

ユニコーンはイマイチだ。変形後ももうちょっとスマートな方がガンダムっぽい。
シナンジュは割とカッコいい。

でも、やっぱり一番はνガンダムとサザビーだな。