「ガンダム」カテゴリーアーカイブ

重力の井戸の底で~ガンダムUC(4)/DVD

無事!?地球に降下した後、砂漠を旅し、
ガランシェールの救援部隊を探すバナージとジンネマン。
その話はあっさり流され、話はマーセナル家へ。
ミネバをめぐり、リカルド、マーサが暗躍。
何事もうまく行かないリディ。

その後のストーリーは小説と違うようだ。
次の舞台は連邦政府の首都ダカールではなく、
オーストラリア大陸のトリントン基地。
ここがラプラスプログラムが示す次の座標。

自分のやるべきこと、やりたいことが分かりかけてきたバナージとオードリー。
一方、ラプラスの箱に纏わる血に縛られる身となったリディ。

これからの展開を大きく左右する両者の立ち位置。

そこに割って入る黒いユニコーンに乗ったマリーダ。

歴代のガンダムパイロットの指揮官だったブライト大佐登場。
ブライトがリディに言ったセリフ「出撃したら必ず帰ってこい」。
そして、壁に飾られたアムロの写真。
今回はどのような役割を演じるのか気になるところだ。

次回エピソード5は「黒いユニコーン」。
権力に捕われた人々の呪縛が現状維持を望む。
バナージはどう抗うか!?

ガンダム THE ORIGIN~公式ガイドブック(3)

キャラやMS、裏話などが色々載っている公式ガイドブック。
一番の楽しみは本編に対する番外編と言うか、導入ストーリーだ。

一年戦争(ファーストガンダム)からグリプス戦役(Zガンダム)までの空白期間。
ホワイトベースの各クルーがどのように過ごしてきたのか興味津々。
今回はアルテイシアことセイラの0083の話。

ついでに敏腕記者になる前のカイのエピソードも書かれている。

アムロとセイラはなぜ結ばれなかったのか。
まあ、状況を考えると当然だけど、何の接触もなかったのか。
気になる点はこれだ。

ガンダムUC バンデシネ(4)

ラプラスの箱を奪還を目指すべく、
ネェル・アーガマを強襲した赤い彗星の再来フル・フロンタル。

生き延びるためにダグザに人質にされたオードリー(ミネバ)。

オードリーを助けるべく、ユニコーンで戦闘に出たバナージ。

格上のシナンジュに敵うはずもなく、捕獲されたユニコーン。

まだまだユニコーンを使いこなせないバナージの試練は続く。

ガンダム THE ORIGIN~完結

大筋はアニメ連載と同じだったが、地球降下後のルートが違ったり、
キャスバルがシャアになるまでのエピソードが追加されたりと
充実したTHE ORIGIN版ファースト・ガンダムが遂に完結し、
最終話を収録した単行本が発売された。

ア・バオア・クー戦での大きな違いは、
セイラが(成り行きから)ジオン兵にアルテイシアだと名乗り、小さな反乱が起きたこと。
そして、アムロとの白兵戦でのシャアのセリフ。
「ララアは、わたしの母になるべき女(ひと)だったのだ」

これは映画「逆襲のシャア」で地球に降下するアクシズをアムロがνガンダムで押し上げている最中に、
コアポッドに乗ったシャアが心情を打ち明けた際のセリフだ。

自分はこの時、シャアとアムロは和解というか、理解し合えたと感じた。
それがサイコフレームの共振につながったと理解したのだが、
1年戦争時にシャアがこのセリフを吐いたとすると、その後の展開に影響しそうな気がする。
それとも、若かった二人にはまだ理解し合えなかったのだろうか。

話を戻して、マザコンであることを告白したシャアは、シスコンであることも告白する。
しかし、決闘の場に現れたセイラは傷ついたアムロの方に駆け寄り、シャアの思いは空振りに終わる。
失意のシャアはやけくそ気味に初心に帰ったふりをして、キシリアにとどめを刺す。

エンディングはすべてを失ったシャアと帰る場所があったアムロ。

でも、Zでは活躍するシャアといじけたアムロとなって再開する。

人生は難しい。

1stガンダム、再アニメ化

1stガンダムのリメイクというか、ストーリーを見直し、再構成された作品、THE ORIGIN。

モビルスーツも細部まで表現され、アニメでは明らかにされなかった数々のストーリー、
例えば、キャスバルがシャアになる経緯なども追加された決定版。

ガンダムエースでの連載が終わり、(たぶん)最終巻となる23巻が来月末に発売される。
また、連載終了と共に発表されたアニメ化。

1st世代からむしり取ろうとするバンダイ・サンライズの策略に見事にハマってる。

最新23巻めぐりあい宇宙編   シリーズはこちら

ラプラスの亡霊~ガンダムUC(3)/DVD

ネエルアーガマはネオジオンの拠点パラオに連れて行かれたバナージとユニコーンを奪還する。ついでにマリーダが捕虜になる。
この作戦中、リディはオードリー(ミネバ)を連れて(一足早く)地球に降下。

ユニコーンが指し示す次の座標~首相官邸ラプラスの残骸に向かったバナージ。
再びフロンタルの襲撃に遭い、いつものパターンでユニコーンは重力に引かれ地球に降下。
その戦いの中で、ダグザ(エコーズ)はラプラスの残骸でシナンジュに単身挑み、パラオで世話になったギルボア(ネオジオン)は静止衛星軌道上でバナージの誤射で戦死。

今回の内容を1時間弱に収めるには少々無理だったようだ。
展開が早すぎて、一度見ただけでは、次回以降とのつながりがわかりにくいと思う。
特にバナージの考え方に大きな影響を与える出来事がいくつもあるのだが、
サクサクと話が進みわかりづらい。

12/2発売予定の第4話は地上編。
いつものパターン通りだ。

赤い彗星~ガンダムUC(2)/DVD

小説版の第4話の前半(パラオ攻略直前)までが第2巻。

まだまだ序章なのか。なぞは深まるばかり。

初代ガンダム(RX-78)とシャアザクの戦いを彷彿させる戦闘シーンはあるも、
モビルスーツ戦よりもストーリーを展開させている時間の方が長い。
いくぶん消化不良。

ユニコーンはイマイチだ。変形後ももうちょっとスマートな方がガンダムっぽい。
シナンジュは割とカッコいい。

でも、やっぱり一番はνガンダムとサザビーだな。